一般的に走行距離が少ないバイクは高値で、走行距離が多いバイクは安値で取引されることは理解しているものの、どの程度売却値に影響するのかまではわかりません。どれぐらいの距離から買取価格に影響が出るのでしょうか。
実は、バイクの走行距離は5段階で判断され、買取価格が下がります。
つまり、バイク買取の場合は30,000kmを超えると、どれだけ走っていてもほぼ同じ扱いとなります。
走行距離と同様に
も売却値に係ってきます。例えば、高年式のバイクであれば、走行距離が少ないほど新車に近い状態と判断されるため、査定価格が高くなります。そして、3年落ちや希少性のあるバイクも同様に査定価格が高くなります。また、バイクは排気量が高いほど、耐久性が高い傾向があります。
バイクのカテゴリーによって、走行距離が多いと判断される目安は
50cc以下の原付1種 | 10,000km |
---|---|
125cc以下の原付2種 | 15,000km |
250ccクラスのスクーター | 15,000km |
250ccクラスのミッションバイク | 20,000km |
400ccクラスのバイク全般 | 30,000km |
600cc~750ccクラスのスポーツバイク | 20,000km |
401cc以上の大型ビッグスクーター | 30,000km |
401cc以上の大型ネイキッドバイク | 40,000km |
401cc以上の大型アメリカンバイク | 20,000km |
401cc以上のスポーツバイク | 30,000km |
となります。
走行距離が長いと売却値も下がるといったことは理解しているものの、その根本まで理解していますか?査定額が下がる理由は「バイクにも寿命・限界がある」から。買取業者もバイクの転売を目的にしているので、売れないバイクでは本末転倒。特に、スポーツバイクのような高回転で負荷をかけやすいバイクやたまにしか乗らないバイクは寿命が短くなりやすい傾向があります。とはいえ、バイクの寿命は「使い方」と「メンテナンス」次第で大きく変わってきますので、乗り方を工夫したり、日々の手入れは念入りに行ったりして、売却に備えましょう。